うつリーマンのブログ

うつで休職中のうつリーマンが日常を綴る。

休職時の過ごし方(1回目)

さて、前回は一回目の休職に入るまでの経験を振り返りましたが、

実際に休職に入ったら何をしているのか、どうやって過ごしているのか、

僕自身も疑問でしたので、僕の経験も残しておきたいと思います。

 

初めての休職ということもあり、当初は何をしたら良いか、

どうやって過ごすのか全く分かりませんでした。

社会人になって以来、朝起きて会社へ行き、

仕事をするのが当たり前の生活から全く予定のない生活は始まったのです。

正直戸惑いました。

 

最初のうちは家の中でゴロゴロしてるだけでした。

外出する元気もなかったですし、

 

今となっては当時の記憶も曖昧になってきてしまっているのですが、

そのときは子供も一人だけで小さかったので妻と子供を連れて公園へ行ったり、

買い物へ行ったり、普段の休日とそれほど変わらない過ごし方をしていたように思います。

 

自分の中ではうつという状態にも関わらず、心のどこかで否定し、

普段通り無理に繕っていたのだと今は思います。

また復帰しなければという焦りから1週間も休むと早くも朝のジョギングを始める始末・・・

 

レクサプロを服用していたのですが、今思えばハイテンションになっていたのは、

この抗うつ剤の効果だったのだと思います。

つまり見せかけの元気で、本来取るべき休養を取っていなかったのです。

 

このことが後に尾を引くことになりました。

 

今回はこここまで。

次回は一回目の復職を振り返りたいと思います。

 

 

休職するときの振り返り

診断書を頂き会社の人事部へ提出するととりあえず休みなさいと指示され、

翌日から休職することになりました。

幸いなことに出向先では日常業務がない企画系の部署への異動直前でしたので、

大きな混乱はなかったと思っていますが、今になって思えば出向をさせて頂いている身分で休職となると会社の面子を潰したことにもなり、迷惑を掛けたと心底思います。

 

ただ休職して良いと言われたとき、本当に安堵した気持ちと開放感に満ち溢れていたのと同時に少し休めばきっと元気になる。もしかしたら気の持ちようだったかもと思うぐらいでした。

 

今振り返って思うと気分の落ち込み、意欲が湧いてこないこないというのは誰でもあること。心療内科に行ってそういう話をすれば抑うつ状態と診断されるのも当たり前だと思います。

また父が同じ病を経験していたこと

(このことは初めて心療内科に行くことになったときに初めて知りました。)

で通常はあるであろう心療内科へ行くことの障壁が低かったことで休職という指示された道を安易に選んだこともあります。

 

確かに周囲から見ても元気がなく、自分でも自分でないような感じがあったので、

抑うつ状態とは言えるのでしょう。

ただし、この一度目の休職のときはとにかく医師や周囲の意見に従うだけで自分で何かを調べたり、病気や薬についても知識がゼロでした。

 

次は休職中の過ごし方について書いてみたいと思います。

一回目の休職

さて前回からの続きです。

 

診断書をもらって来いとは言われたものの、何をどうすれば良いか全く分かりませんでした。

 

このときは不眠の症状が強くとりあえずぐっすり眠りたい、頭が働かない症状が何なのかはっきりさせたいと強く思っていたのを覚えています。

 

地元で通えそうな心療内科に片っ端から電話を掛けましたが、驚いたのは初診の予約を取るだけで何ヶ月も先というクリニックが多かったことです。

そうした中で地元のクリニックですぐにでも診察を受けれるとのクリニックがあったのですぐに予約を取り、初めて心療内科を訪れました。

 

いざ訪れると先生はすごく忙しそうで心理テストのようなものを渡され、やってみてくださいと言われました。その後簡単な診察があり、「抑うつ状態」一ヶ月の休養が必要と記載された診断書を頂きました。

 

またレクサプロという抗うつ剤を処方され、飲みながら一ヶ月休養することとなりました。

 

うつのはじまり

私が初めてうつと出会ったのは今から3年前のことです。

それまではうつについての知識もなく、全く考えたこともありませんでした。

 

中途入社で現在の会社に入社して以来、7年間は残業も行い、

徹夜の仕事も苦にせず働いていました。

海外にも仕事へ行き、自分でも仕事が好きなほうだと思っていました。

 

そんな折、顧客先への出向が決まりました。

出向先の会社でがむしゃらに慣れない業務を行い、

休日も仕事のことを考える日々が2~3ヶ月ほど続いたでしょうか。

終電まで仕事を続ける日が続きやっとひと段落したとき、

肩の痛みが取れず夜眠れなくなる日が多くなりました。

最初は疲れかと思い整体へ行ったり、気分転換をしていたのですが、

そのうち仕事の進め方や仕事に対するモチベーションをすっかり失いました。

 

元気がなくなり、周囲からもそう言われると余計に気にしてしまい、

仕事が進まなくなりました。

私は出向元の人事部へ相談し、出向先の上司にも相談したところ産業医の診断を受けるよう伝えられました。

するとそれはうつの症状だと思うから心療内科へ行き、診断してもらうよう指示を受けたのです。

 

それがうつとの始まりでした。

この続きはまた次回。

 

 

 

 

はじめまして!

どうもはじめまして!

サラリーマンで休職中のゴンです。

 うつで苦しんでいる方、ご家族の方、人事の方、色々な方々の一助になればと思いブログを書いてみることにしました。

 

約15人に1人と言われるうつ(鬱と書くと非常に重い気がしてあえてひらがなにしています)ですが現代型うつから重症の方まで本当に様々な症状があると思います。

 

僕は今回で二回目の休職ですが起きれないほどではなく軽症〜中程度といった感じでしょうか。

それでも人に理解されずどこからともなく押し寄せる不安や暗い気持ちに随分と苦しみました。

 

やっとこうして何かを始めてみようと思えるようになった今、この経験を残しておきたいと思います。

 

同じような境遇の方に寄り添えるようなブログを書けるようまずは第一歩。

 

宜しくお願いします。